自律神経には私たちの体内環境をコントロールする役割がありますが、乱れることもしばしばあります。
その理由や自律神経を整える生活習慣をご紹介します!
自律神経が乱れる原因は?
まずは自律神経が乱れる原因についてです。自律神経には起きて活動しているときに優位になる交感神経と、リラックスしているときや睡眠時に優位になる副交感神経があります。
自律神経が乱れているとこの2つの神経の切り替えがうまくいかず、心身の不調として現れてしまうのです。
自律神経を整える6つの生活習慣
具体的に自律神経を整える生活習慣を6つご紹介します。どれもお手軽に始められるものばかりなので、ぜひ習慣づけてみてください!
朝起きたら太陽の光を浴びる
日光を浴びると自律神経を整える「セロトニン」という物質が分泌されます。通勤や会社の行き帰りの数分だけでなく、起きたら外で日光浴をして積極的に日光を浴びましょう!またセロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、心をポジティブにしたり鬱病の改善の改善に効果がみられたりもします。
食生活を整える
自律神経を整えるには食生活も整えなければなりません。スナック菓子やインスタントラーメンなど、自律神経に悪いものばかり食べていませんか?
豚肉や枝豆などに含まれるビタミンB群や、豆腐、そばなどに含まれるマグネシウムなど、自律神経を整える効果がある栄養素に注目して献立を工夫してみましょう!
適度な運動
適度な運動も自律神経を整えるのに重要です。1日中動かないでいると交感神経の活動性が落ちてしまいます。いざ動こうと思ったときに、ストレスや不調を感じてしまうのです。
そうならないためにも、30分程度の軽いジョギングなどを週に3、4回行ってみましょう。過度な運動をすると逆に交感神経優位な状態がずっと続いてしまう可能性があるので、やりすぎもよくありません。
自分のできる範囲で、適度な運動を継続してみてください!
毎日湯船に浸かる
お風呂はいつもシャワーだけで済ませていませんか?自律神経を整えたいなら、シャワーだけでなく毎日湯船に浸かるのがおすすめです。
リラックスして入浴を楽しみたいなら、38℃くらいのぬるま湯に浸かりましょう。副交感神経が働くので、お湯の中でゆったりしながら疲れがとれるはずです。
しっかり睡眠をとる
睡眠中は副交感神経が優位となり、体内の活動が落ち着いてリラックスした状態になります。
一方で良質な睡眠がとれないと交感神経優位の状態が続いてしまうため、自律神経が乱れ体調不良などを起こしてしまうのです。
自律神経を整えたいのであれば、睡眠にも気を使いましょう。
腸内環境を整える
自律神経と腸内環境には密接な関係があります。
便秘や下痢などが改善されると自律神経が整うことも、近年の研究で判明しました。またその逆も然りです。
自律神経と腸内環境の両方を整えるために、起きたら常温の水を1杯飲んで腸に刺激を与えたり、食生活を見直したりしてみましょう!
まとめ
自律神経は簡単に乱れてしまいますが、重度でなければそれを整えるのも難しくはありません。
重要なのは自律神経を整える生活を継続することです。自律神経を整えるために、できることからチャレンジしてみましょう!